2012年03月27日

春の探検隊

道があったらどこまでも行ってしまいたい性格だ。
この先には何があるんだろう?
まだ見ぬ世界に常に好奇心を持っている。
もうちょっと行ったら何か、素敵なものに巡り会えるかもしれない。

山の中は私の興味が尽きない世界だ。
そこに生えている植物、木々を渡る鳥、かいま姿を見せる小動物。
そして虫たち・・・は、毛虫に会ったらきびすを返す。

早春の山は残雪を踏んで普段行けない所も歩ける。
新緑萌える前の落葉林はスカスカなので、いつもなら見えない遠くの山も望める。

そんな私の行く手を阻む者、それは目覚めているかもしれないアレ。


今年の4月は夫が暇になるから、一緒に向かいの山へ登ろう。
山といってもとても低く、林道が付いている。
何年か前に一度、たまたま開いていたゲートを抜けて車で行ったことがある。
途中、わが家を木の間から見下ろせる地点があった。
そこはきっと、毎日私が見上げている場所なのだろう。

「また来たい」そう思ってから何年も経ってしまった。
林道は草と木に覆われ、もう車では行けそうもない。


あの頃は脚力がとても弱かった。
ちょっとでも登り勾配になると、脚がだるくてだるくて息も切れた。
冬の間ほとんど外に出ない、さっぱり歩かない、そんな生活習慣だけのせいじゃなかった。
身体的に健康と病気の中間だったと思う。
病院にいけば立派な病名が付く自信があったから、行かなかった。


今は毎日、階段の昇り降りで意図せず脚が鍛えられている・・・というほどのもんじゃないが、
緩い林道くらいなら歩ける。夫と一緒なら心置きなく「待ってー」と言える。

あと1ヶ月ほどでそんな日が来るのかな。
馬鹿高い目の前の雪壁をながめながら、再び来る春に想いを馳せている。


posted by kyouei at 08:13| Comment(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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