2010年08月12日

ゴミ問題

受付でたくさんの人に接する仕事をしていると、こちらのルールがまるで通じない人にも会う。それに対して「決まりですから」と突っぱねることは簡単だけど、つい、相手の身になって、困っているならどうにかしてあげたい、それが無理なら納得がいく返事が出来ないものか、「じゃあ、どうしたらいいんだ?」という問いにも答えられないか・・・を、ここ数日考えていた。

「ゴミはお持ち帰りください。」

ここ数年、ゴミ(を捨てること)に対する認識が大きく変わり、大半のお客さんも自分も、しょうがない、それが世間の流れだ、今の常識だと思っている・・・と思っていた。

が、料金(敷地管理料という名目、要はキャンプ場代)を取るのだから、ゴミを受け入れるのが当たり前だと主張する人が少なからずいる、という現実があった。
そして、自転車やバイク、あるいは長期の旅行者、滞在者、つまりゴミ処理に困るであろう人たちの気持ちが分からなくもない。

極端な話、死ぬほど困ることなら、ルールなど必要なく解決の道を探すだけだが、たかがゴミ、されどゴミなのである。

これにはいくつもの問題が重なり合っている。
ゴミの受け入れがなぜダメなのか?本当に無理なのか?

ダメな理由はいくつでも挙げられる。
保管する場所がない、仕分け(分別)する人がいない、それに対する予算ももちろんない。
よく、「有料でもいいから受け入れて欲しい」という声を耳にする。けれど、そう発言している人の料金設定はいくらくらいだろう?たぶん2〜300円程度だと思うが、当地でそれに見合う施設を作り、人を雇えば、1000円だって割が合わない・・・と思う。

当地のゴミ収集は週に1回、地域のゴミステーションは、冬の積雪に耐えるために頑丈なコンテナで、定期的に雪下ろしもしなくてはならない。もちろん掃除もだ。それらは地域住民が持ち回りでやる。夏はウジがわいた生ゴミバケツを洗うことだってある。
「時給1000円やるから、あなたやりませんか?」もしもそう言われたら、私は即座にNOと答えるでしょう。

では、本当に無理なのか?
これは、かなり苦しいところです。
今の状況なら、時と場合によって、2〜3人分程度ならと思えなくもないのですが、それも厳密に分別されてのことです。もちろん、だからどうする?は、上の判断であり、私に決める権限はありません。

では、なぜダメなのか?
これは、ゴミ処理が有料になった最近の出来事かと思っていたら、10年以上も前の古いキャンピングガイドが出てきました。なんと、その頃からゴミは持ち帰りとうたっていました。つまり、ゴミを受け入れられるように当初から考えられていなかったと思われます。
それは、カラス、キツネだけじゃなく、ここが熊のテリトリーでもあるからではないでしょうか?生ゴミの匂いなんか流れたら熊をおびき寄せるようなものですよね。

さらに、じゃあ、どうしたらいいんだ?という問いに答える最良?と思える方法がネット上にありました。
それは、ゴミを自宅に送るというやり方です。
バイクだからこれ以上持てない、は、詭弁だと思うのです。だって、食材はここ(キャンプ場)まで運べたのでしょう。中身が減っている分、来る時より軽くなっているはずです。なので、これ以上持てないと判断した時点で箱に詰めて送ってしまえばいい。なるほどなぁと思いました。
箱はどうする?って、箱くらいならいくらでも差し上げましょう。宛名を書くマジックもお貸しします。

そろそろ仕事に行く時間となりました。完璧ではありませんが、考えがまとまり、少しだけすっきりしました。


posted by kyouei at 09:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜〜ん!ぼっとん!
観光地における場合と、人口希薄地と、色々条件によって違うかも知れん。
住宅地区では住民側から言えば、最大限減らす事と、有料受け渡しかな?
観光地では、結局、お持ち帰りかな?
とかも考えたが、やはり、結論は個人の自覚しかない。
時間を掛けて、「見てなきゃ良いじゃないか」のモラルではない。
高モラルの社会を学校教育の大眼目としてやって欲しい。自覚の底に植えつけるしか無いだろう。皆勝手である。
Posted by okage70 at 2010年08月12日 21:50
昔、私らが子どもの頃は、「ゴミはゴミ箱へ」という教育を受けました。
今はどうなっているのでしょうね。
そしてもっと昔はどうだったのかな?

カラスがギャアギャアうるさいキャンプ場というのがありました。
今思えば、ゴミ箱があったからですね。
立場が変われば考え方も変わります。
幅広い考えが持てるようになりたいし、問われたら明確に答えられるようにもなりたいものです。
Posted by kazu at 2010年08月14日 08:41
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