地面が何割か出て、残雪も自然状態の場所なら、多いところで50cmほどだろうか。
カラマツや桜の若木の皮がすっかりネズミに食べられている。まるで魚の骨のようになってしまった木は、このまま枯れてしまうのだろうか。
向かいの林の下はクマザサが茂っている。目ぼしい植物は、アザミとオオウバユリくらいか。
そこを左に90度、元畑を通って川の近くへ。やっぱりあった。エゾエンゴサク。雪解けを待てずに背伸びした若芽、あっちにもこっちにもにょきにょきしてる。
そこから雪原を戻る途中、急にざーって音が。風か?通り雨か?背後から追い越していった鳥の群れ。鴨より小さい。白鳥ほど目立たないけれど、北国の豊富な自然を求めて、多くの鳥が春を待ってやってきたのだろう。
そういえば今朝、ウグイスの声を聞いた。たぶん初鳴き。