2009年03月10日

植物の耐寒性

文字通り、寒さに耐えられる性質のことだけど、その寒さがどの程度か、日本では東京基準で露地(外=庭のこと)で越冬できるものを「耐寒性がある」と呼ぶらしい。
霜よけ等の工夫をすれば大丈夫なのが「半耐寒性」、温室などが必要で、零下になると絶えてしまうのが「非耐寒性」。

日本で、山岳地帯などを除き、普通に生活する場所では、一番寒いんじゃないかと自負する地域に住んでいるので、この耐寒性の強弱が植物を育てるうえで最重要課題になる。

おおまかに、1年で一生を終えてしまうのを1年草、栽培環境が合えば何年も生き続けるのを多年草(=宿根草)と呼ぶ。
私の庭は、耐寒性多年草(HP=ハーディ・ペレニアル)をメインにし、補足的に半耐寒性や1年草も植えている。

が、この耐寒性というのも奥が深く、「強」の植物でも室内でぬくぬくと育てた後に、急に外に出すと枯れ死したり、一般的に半耐寒性と呼ばれるものでも、その個体が強いのか、強くなったのか、植えた場所が良かったのか、理由は想像の域でしかないけど、無事屋外越冬したりする。具体的に言うと、吹きっさらしの場所では霜にやられるが、樹林下だと霜を免れる。低温以外にもいろいろな要素がからみ、工夫次第では栽培できる種類がぐんと増える。

性格上、室内栽培は向いていない。基本は外、しかもコンテナや鉢じゃなくて露地植えが好き。それでも、外では冬を越せないけど気に入ってしまった植物や、冬まじかに頂いたもの、さし芽で苗を増やすための親株、秋から冬にかけて種まきしたものなど等が、2階の二部屋に置ききれないほどになっている。自称「冬の庭」は、夏には空っぽになる。

1000の植物があれば、1000の付き合い方がある。最終的にはどこかに落ち着くのかもしれないが、今は栽培の可能性を広げることに夢中になっている。たぶん、一生。


posted by kyouei at 09:07| Comment(2) | 多年草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本百名山の著書で有名になった、深田久弥さんの言葉に、「百に頂に百の喜びあり」という言葉があります。
植物も同じでしょうか。
小さな種から、立派な木々になったり、いろいろな花を咲かせたり、
耐寒性指標ややガイドブックというのは一つの道しるべであって、目的地ではない。
とらわれることなく、自分の感性を信じて植物と対話していくのが大事かも知れません。

一番寒くとも、立派な雪のお布団があるので、植物相は豊富です。
羨ましい限りですよ。
Posted by system at 2009年03月11日 07:24
この豊富すぎる雪、あと1ヶ月でだいぶ解け、2ヵ月後にはほとんど消える予定です。
そうしたら、待ち望んだ春だー。

実は、キッチンペーパー種まき?なども試みてます。
種のひとつひとつが実に美しい。
ほんとに不思議・・・どんなにちっちゃくても生きているんですよね。

>感性
そうですね。難しい理屈なしに、自分がいいと思う植物、組み合わせ、全体のバランス・・・庭と周囲の環境、トータルに考えていくとかなり壮大なキャンパスになります。
楽しいですよー。

種は週末か来週はじめに発送します。
Posted by kazu at 2009年03月12日 08:56
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