2008年05月04日

最高のプレゼント

茶の間の南側に面した1間×1間の窓は、床上50cmほどにあり、下半分が曇りガラスで背伸びをしたり椅子の上に上がらないと一段下がった庭が見えない。
おまけに木枠の内側の窓は、家がゆがんでか開かない。前住人のNさんがジャッキを使って無理矢理こじ開けようとしたら、窓の下が壊れそうなのでやめたといういわくつき。

北海道の家の二重窓は、中と外の温度差が激しいので、窓の下には結露した水が溜まり、ひどいときは分厚い氷が張る。長年の繰り返しで、左下隅は腐り、こぶし大の穴が開いて外が見えてたので、入った早々応急処置に木っ端をあてていた。

本当にタダ(無料で貰い受けた)の家なんだから、そんな傷みは些細なことだ。町暮らしのように快適に住もうとしたら、家中に問題点は山積みしているけれど、基本が雨露しのげれば、そして崩れてこなければ良し、平均余命までのあと20数年、家としての形が持てばいいと考えている。

幸い、ここは地震がほんとに少ない(有感地震が数年に一度)し、50年に一度と言われる台風直撃は数年前に受けたばかりだから、もう生きている間は来ないと信じてる。

そんな私の家に関する一番の願いは、せっかくの周囲の自然を、茶の間から、出来れば座って眺めたいということ。切れ切れに一部は見えるのだけど・・・。

そんな願いが早くも叶った。しかも天ぷらそばたった一杯で。札幌からかけつけてくれたYさん、ありがとー。「まるで、ビフォーアフターみたいだ。でも派手に壊せるあっちの方がずっと楽そうだね。」
内側の窓を外すプロのコツと手際の良さに感心しきり。カメムシの死骸の山や、つもり積もった得たいの知れない物体をごっそり取り除き、おそらく十年以上振りで窓が開いた。穴は右上を除き3ヶ所もあったけど、板で塞ぐなり、後は私でも何とか出来そうだ。

茶の間に居ながら、庭と、その向こうに続く林や、雨竜川をはさんだ正面の小高い山の崖斜面が見渡せるようになり、嬉しくて嬉しくて窓を見るたびにんまりしてしまう。

折りしも昨日は私の○回目の誕生日。思いがけない最高のプレゼント。
ダイヤの指輪より、ブランド物のバッグより、血統書つきの犬猫より、A5等級の最高和牛より、ヨーロッパ一周旅行より、はるかに嬉しい。


posted by kyouei at 03:46| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しまったー!!
誕生日なら
もう2・3枚外しておけばよかった!(笑)

だけど、今から眺める風景は
まるでリラクゼーションDVDですよね
萌黄の白樺の梢が風に揺れる
空をのんびりと漂う雲


↑の記事では動物も見えるようで
まったりと外を眺める至福の時間
あれは・・お金には換えられない宝物ですね

また遊びにいきますね
Posted by y at 2008年05月06日 20:12
Yさん、ほんとにありがとうね。
庭もばっちり見えるようになって、どこに何を植えようかという楽しみもさらに増しました。
外で焼き肉する時なんか、この窓から食材・食器などを出し入れたりもできますね。

向かいの崖に桜が咲いてます。ちょっと遠いけど新緑の中の淡いピンクもいいですよ。バードウオッチなんかも居ながらに。

ダイヤの指輪や海外旅行に比べたら、天そば1杯は安すぎたかな?と。

そうだ、YさんにはA級(永久?)無料宿泊権を上げます。
家庭菜園用地やキャンプスペースなんかもOKですよ。
ご希望の場所にY家専用の札を立てましょう。
キャンプファイヤーもし放題だよ。

Posted by kazu at 2008年05月08日 17:43
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